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みんなのお話広場

その3【ニコ生の闇 初級編③】

ニコ生には非常に物悲しい哀愁をまとう放送がある。時忘れの次元奈落。今回は二つの悲しき放送を紹介しよう。

【枠切りサムライ】

 この放送、経過30分経過でまさに終わろうとしている所である。ぱっと見よくあるコメント不足の過疎放送であるが、実はジャパーニーズ・サムライの魂を体現している実に潔い放送なのだ。

 赤枠の中を見てほしいコメントは全部で7コメントあるが、その内6コメントは終了1分前に放送ツールによって自動的に打たれるセルフコメントである。つまり実質1コメである。放送終了間際に自身のコメントにより自らの放送の侘しさを強調しているのだ。さながら切腹である。この世の虚しさを嘆きつつ放送を切る。大したもんですよ。

【アクティブ・アンモナイト】

 およそ3時間半の放送で18コメント、平均10分で1コメントを集めたこの放送、実に哀愁深いものであった。特質すべきはその行動力。なんとこの放送はニコニコ動画主催の公式イベントの会場から行われていた。はっきりいってすさまじい行動力である。しかし10分1コメである。明らかに労力と結果が釣り合っていない。その姿は動き回る化石のようだ。コメントが止まった世界で動き回る配信アンモナイト。得るものはナニモナイト。

 さて次回の記事からはニコ生の闇中級編だ。中級編ではリスナーたちが打つコメントに注目し考察をする予定だ。

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